なぜ?衣食住の順番なんでしょう?「衣」について考えてみましょう
衣食住という言葉
「衣食住」と言う言葉は、日本人ならだれでも知っている言葉。
人間が生きていく上で必要なものですね。
なぜ?
衣→食→住の順番なのでしょう?
私は、生き抜くための優先順位だと思います。
「食」食べる物や「住」住まいには、結構こだわりをもって暮らしてるように感じますが~
「衣」衣服は、どうでしょうか?
今回は、特に「衣」について考えてみましょう。
中国の古い歴史書『書経』には、
「草根木皮は小薬なり。鍼灸は中薬なり、飲食、衣服は大薬なり」
・・・と記されています。
草根木皮は漢方であり薬になります。
鍼灸は治療を示します。
本来私たちの肉体を保護するものは皮膚ですが、
私たちは、動物のように毛皮に覆われいることもなく殻に守られてもいません。
ですので、私たちの肉体を保温(体温維持)、保護する衣服は大切なものです。
住むところがなくても生きのびることは出来ますが、身に纏うものは大切です。
例えば雪山で遭難したとイメージしてみてください。
体温維持出来ずにカラダが冷えてしまえば死に至ることもありますね。
命を落とさなくても手足が凍傷で壊死してしまう事もあります。
低体温が続けば病気や癌の発症率が高くなります。
薬を飲むことを、
「服薬」「服用」と言いますよね。
昔は「服は病を治癒させるもの」として用いていました。
衣服を身につけること(=体温維持)が治療の最初に行う事です。
安全な衣服を身につけましょう
一番皮膚吸収の良い身体の部位は、「性器」です。
その大切な部位には、身体に負担の少ない優しいモノを当てて欲しいと思います。
例えば、ナプキンやオリモノシート、ショーツの素材にこだわってみる。
すぐには、効果を感じないかもしれませんが、10年後、20年後の私たちの身体が答えを出してくれます。
皮膚から侵入する有害物質が少なければお肌も髪もつやつやになるんです。
結果、美容液に頼らないでも良くなる。
貴女の身につけている衣服は、安全なものですか?
未来の健康で美しい自分作りは、小さな習慣から始めましょう。